リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告
先月10月27日、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線「瀬戸トンネル」の工事現場で、岩盤が剥がれ、作業員一人が死亡、1人が骨折する大事故があった。また今月8日も、長野県豊丘村の「伊那山地トンネル」の工事現場で土砂崩れが起き、作業員1人が怪我をおった。 記者会見ではフリーランスを排除したJR東海。リニア中央新幹線の工事現場で何が起きているのか。ジャーナリストの井澤宏明さんにお話を伺う。
井澤宏明(ジャーナリスト) 1967年生まれ。読売新聞記者を経て、2016年からフリー。新聞記者時代は、岩手県、北海道で自然保護問題などを取材。現在は、リニア中央新幹線建設が沿線住民の生活、自然環境にもたらす影響を継続取材。2019年に開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」の余波、名古屋城天守閣「木造復元」問題などを追いかけている。岐阜県在住。