【アーカイブ配信】シンポジウム「ジャーナリズムが生き残るために~当事者が問うメディアと安倍政治」
アーカイブ視聴は9月末までお申込みいただけます。※視聴期限はありません
メディア支配の欲望を隠そうとしなかった政治家・安倍晋三。従軍慰安婦問題に迫ったNHK–ETV2001の番組改変に始まり、原発再稼働を前にして起こった2014年の朝日新聞「吉田調書」記事取り消し事件「政治的公平」を掲げて総務相が電波の停止まで踏み込んで発言、恫喝された民放が政権に批判的なキャスターを次々と降板させた2016年…安倍政治の20年でメディアはすっかり牙を抜かれた。その政治圧力で転倒し崩壊した組織では優秀なジャーナリストたちが不当に処分され、退職に追い込まれた。心に傷を抱えながら、彼らはこれまで固く口を閉ざしてきた。
だが、10年、20年という歳月を超えて、いま語り、記し始めた。ETV 2001事件の当事者・長井暁氏の著作『NHKは誰のものか』の出版を機に集い、この国のメディアにジャーナリズムの再生はあるのか、それはどうやって叶えるのか答えの見えない問いに立ち向かう。
基調講演:長井暁(元NHK-ETV2001番組担当デスク)
報 告:宮崎知己(元朝日新聞「吉田調書」報道担当記者)
コメント:大森淳郎(『ラジオと戦争』著者)、金平茂紀(ジャーナリスト)、白石草(OurPlanet-TV)
司 会:七沢潔 (中央大学法学部客員教授)
- 日時:2024年9月14日(土)14:00〜17:30(13:30開場)
- 場所:中央大学茗荷谷キャンパス2E08教室
- 定員:120人
- 資料代:500円/学生無料(当日会場で頂きます)
- 主催:中央大学法学部ジャーナリズム研究会
- 共催:日本ジャーナリスト会議/メディア総合研究所/放送を語る会/地平社/OurPlanet-TV
- お問い合わせ:knanasawa001t@g.chuo-u.ac.jp(七沢)