女性への差別的な言動に対する抗議行動が13日、東京や大阪、名古屋、札幌など全国14箇所で同時に行われた。「My Body, My Choice(私のからだは私のもの)」と訴えたこの日のデモ。日本保守党の百田尚樹代表が少子化対策をめぐり、「30歳を超えた女性は子宮を摘出」と発言したことや、アメリカ大統領選挙後、「Your body, My choice(おまえのからだは、俺が決める)」とのフレーズがSNS上に溢れたことなどを受けて、企画された。
東京駅前の行幸通りには、厳しい寒さのなか、300人が駆けつけ、「私のからだは私のもの。決めるのは私だ!」など声をあげた。呼びかけ人のひとりである群馬大学情報学部准教授で哲学者の高井ゆと里さんは、「自分の性を生きること、性のあり方に口出しされないこと、みんなにとってそんな社会が来るよう、みんなで求めていこう」と静かな口調で語りかけた。
また、性に対する正確な知識の普及活動などを展開しているNPO法人ピルコン理事長の染矢明日香さんは、緊急避妊薬を薬局で売ってくださいという運動を2018年くらいから始めたが、まだまだ全ての薬局で買うことができない現状を報告。一方で、男性が使うED(勃起不全)治療薬は短期ですぐに承認されるとして「あまりにも男性優位、女性蔑視の歴史を繰り返している」と訴えた。
呼びかけ人のひとり福田和子さんが「どんなに踏みにじられても、(私たちは)生き続けますよね!」と呼びかけると、集まった参加者らからは「そうだ!」と大きな声をあげて応じた。東京でのデモの様子はインターネットで生配信され、1500人が視聴した。