五輪の開会式を迎えた23日、聖火リレーの到着式が東京都庁の都民広場で開かれるのに合わせて、五輪の反対を訴える市民らが都庁の第一庁舎前で抗議行動を行った。
「オリンピック反対」
「今すぐ火を消せ」
「ノーモアオリンピック」
全国を回った聖火リレーの到着式が開催される都庁広場とバリケードで隔たれた外側に、五輪の中止を求める市民らが集まり、シュプレヒコールを上げた。
東京五輪の開催決定直後から、五輪に反対してきた一橋大学の鵜飼哲教授は、「半数も反対している中で五輪が強行されるのは、日本が独裁国会に大きく踏み出したといえる」「ボロボロの開会式こそ今の日本の姿だ」と危機感をあらわにした。
五輪開催をめぐっては、開会式直前の午後6時半から、原宿駅から千駄ヶ谷までを練り歩くデモ更新が予定されている。