東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、大会関係者15人が新型コロナウイルスの陽性になったと発表した。15人のうち、8人は海外から入国した関係者やメディアで、うち1人は選手村に滞在している。いずれも、入国から14日間を経過していない。
日本在住の感染者7人は全て、競技会場がある東京や北海道や千葉、埼玉などで陽性が確認された組織委員会の委託スタッフ15人の感染者は1日あたり最多で、組織委が感染対策に位置付けている「プレイブック」を公表した7月1日以降では累計は45人となった。
丸川珠代五輪相は記者会見で、これまで繰り返し、入国人数に対する感染者の割合が少ないことを強調してきたが、潜伏期間の影響により、入国ラッシュの影響が大会直前の今になって表面化とたと見られる。