2021/07/13 - 10:09 「黒い雨」二審も原告全面勝訴〜広島高裁が対象を広げる判断 ニュース 平和・戦争・基地・戦後補償(沖縄基地) Twitterにシェアする Facebookにシェアする 広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を浴び、放射性物質による内部被曝をしたとして、住民84人が「被爆者健康手帳」の交付を求めていわゆる「黒い雨訴訟」の控訴審で、広島高裁は一審を支持し、国側の控訴を棄却した。 高裁は、被曝した線量にかかわらず、雨に降った地域にいたことが証明できれば、病気の発症前でも被爆者認定すべきだと指摘。1審判決よりも救済対象を広げる判断基準を示した。広島の黒い雨をめぐる高裁判決は初めて。 判決骨子はこちら 弁護団の声明はこちら この番組・記事が「いいね!」と思ったらサポートをお願いします。 一人ひとりの応援が次の取材活動につながります。 取材をサポートする Twitterにシェアする Facebookにシェアする