辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票が、全41市町村で実施されることになったことを受けて1日、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎さんが県庁記者クラブで会見した。県民投票の選択肢に「どちらでもない」が加わったことに対して、元山さんは「賛成か反対を選んでいただきたい」と訴えた。
元山さんは、県民投票に不参加の姿勢を示していた宜野湾市長に抗議するため、先月15日から5日間、市役所前でハンガーストライキを行った。県民投票の全41市町村での実施を歓迎しながらも、「「どちらでもない」が多かった場合、民意の慎重がしようがないのではないか」と懸念。「複雑な思いはあると思うが、正直な気持ちで投票して欲しい」と賛否の選択を呼びかけた。
また、米軍普天間基地の必要性や移転先について「沖縄だけでなく、日本に住んでいる皆さんや政府も考えて欲しい」と訴えた。県民投票は1週間後の7日に告示、14日に投開票を迎える。
映像提供:森の映画社
http://america-banzai.blogspot.com/
=