城南信用金庫は、12月2日、本店(品川区)で記者会見を開き、来年1月からは、技術的に可能である全ての店舗の電力を、東京電力からは購入せず、天然ガスや自然エネルギーなどで発電する新規電力事業者のエネットから購入すると発表した。
エネットは、電力会社でなくても電力を販売できる「PPS(特定規模電気事業者)」の大手、その他にも46社があり、中小企業や、工場、ビル、マンション、学校等でも電力の切替契約が可能。
城南信用金庫が脱東電するのは、全85店舗のうち、技術的に可能な77店舗全てで、年間の電気料金が、従来は約2億円であったのに対し、約1000万円削減の1億9000万円になる見込みだという。
城南信用金庫は、福島第一原子力発電所事故後の4月、「脱原発」のメッセージをホームページに掲載し、大きな反響を呼んだ。
関連サイト
城南信用金庫
http://www.jsbank.co.jp
関連番組
2011年4月15日配信
城南信用金庫が脱原発宣言!~理事長インタビュー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1000