2015/07/16 - 16:05

「憲法守れ」若者の声、深夜まで国会前にこだま

「強行採決絶対反対!」「憲法守れ!」
与党が衆議院特別委員会で安全保障関連法案を強行可決したことに対して15日、国会前では若者の怒りが深夜まで炸裂。安保法案の抗議では、これまでで最も多い人びとが国会前に集まった。
 
この日、抗議アクションを呼びかけたのは、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と大学生がメンバーの「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)。19時すぎには、大学生や仕事帰りの若者などが続々と集まり、国会前の道路からは人が溢れ始めた。
 
SEALDsのメンバーは、「強行やめろ」「勝手にきめるな」「憲法守れ」「なんか自民党感じ悪いよね」「屁理屈言うな」「民主主義って何だ?」「Tell me what democracy looks like?」「戦争法案絶対廃案」とリズミカルにコールを続け、国会前は熱気で溢れた。抗議は深夜23時すぎまで続けられた。
 
SEALDsのメンバーの一人である大学3年の男性は、強行採決の瞬間をインターネット中継で見ていた。「憲法と国民の声を無視している。立憲主義を重んずるのか、独裁に走るのかというレベルの話だと思っている」と危機感」。抗議に参加した大学3年の女性は来ないと後悔すると感じ国会前で声を上げ続けた。「あきらめないで考え続け、動き続けたい」と語った。
 
YouTube版
https://www.youtube.com/watch?v=YMwmzQKX-S8
 

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