「特定秘密保護法案」は２６日夜２０時すぎ、衆議院本会議で、自民党、公明党、みんなの党などの賛成多数で可決された。市民およそ１０００人が国会周辺で「法案通すな」と抗議の声を上げる中での採決だった。
可決の知らせが伝わると、市民の間からは「ふざけるな！」と怒りの声があがり、国会正門前では、１時間以上にわたって「秘密保護法、採決撤回！」の声がこだました。仕事後に三鷹から抗議にかけつけた３０代の女性は「ズタズタでなんとも言えない気持ち」「参院がまだある。怒りというよりも、あきらめない」と話した。
秘密保護法案は、２７日に参議院本会儀で審議入りし、与党は臨時国会末の１２月６日までに成立させたい考えだ。これに対して、法案に反対する市民によるデモや集会などの抗議活動が続々と企画されている。ミュージシャンらが、２７日から３日間続けて首相官邸前や衆議院第２議員会館前で抗議を行うほか、３０日には、多摩市民の会が多摩で反対集会とデモを実施。また、青森や茨城、千葉、神奈川、愛知、岐阜、京都、石川、山梨、福岡など全国各地で集会やデモなどが企画されている。更に、会期末の１２月６日には東京の日比谷野外音楽堂で大規模な集会とデモ（主催「秘密保護法」廃案へ！実行委員会）が行われる予定だ。
火炎瓶テツと仲間たち
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ＳＴＯＰ!「秘密保護法」（１２月６日大集会や全国運動情報など）
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