特定秘密保護法廃止と安倍政権退陣を求め14日、報道関係者らが日本記者クラブ(東京・千代田)で記者会見を開いた。秘密保護法の強行採決や、原発再稼動、改憲の動きに対して危機感を強め、安倍政権に対抗するための国民運動を幅広く呼びかけた。
会見したのは、作家の落合恵子さんをはじめ、報道やメディア関係者16人。今年99歳になった朝日新聞社の元記者むのたけじさんもは、「なんとしても安倍内閣の企みだけは根底から覆す。国民全体に自分自身の問題として広める運動をやっていく」と語気を強めた。
日本ジャーナリスト会議の桂敬一さんは、秘密保護法成立前のマスコミの報道の出足の遅れやメディア同士の連帯のなさを批判した。現在、呼びかけ人は報道関係者62人。今後は護憲団体や反原発団体、労働組合などに賛同を募り国民共闘会議のような体制をつくる予定だ。
【YouTube版】99歳元記者吠える「安倍内閣くつがえす」~ジャーナリストら会見
http://youtu.be/D-_fgSNbV6Y