米軍普天間飛行場の閉鎖や沖縄の基地撤廃を求める市民が、8月27日、新宿の街をデモ行進した。集まった人々は、新宿の街を歩きながら「沖縄を裏切るな!」「沖縄に基地を押し付けるな!」と抗議の声をあげた。
主催したのは、東京に住む若者などがメンバーの「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」。楽器を鳴らしたり、車の上に設置したスクリーンに基地問題の新聞記事や海兵隊の訓練の様子の映像などを流し、金曜日の夜で賑わう新宿の繁華街を練り歩き、米軍普天間飛行場の閉鎖を訴えた。
この日のアクションに参加したのは約220人。参加者のひとり、20代の女性は「ツイッターでデモの情報を知った。自分の家の近くに米軍基地があったら嫌だと思う。基地は無くなって欲しい」と駆けつけたという。また主催者である「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」のメンバー植松青児さんは「沖縄が平和でないのは、私たちの責任であり、アメリカの責任。沖縄問題ということではなく、日本問題としてやり続けていきたい」と話した。
「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」ブログ
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