米軍普天間飛行場の閉鎖や沖縄の基地撤廃を求める市民が、5月30日、新宿の街をデモ行進した。集まった人々は、新宿の街を歩きながら「沖縄を裏切るな!」「沖縄に基地を押し付けるな!」と抗議の声をあげた。
主催したのは、東京に住む若者などがメンバーの「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」。楽器を鳴らしたり、「怒」と書かれた黄色いプラカードを掲げながら、週末の買い物客で賑わう新宿の繁華街を練り歩き、米軍普天間飛行場の閉鎖や新基地建設反対を訴えた。
この日のアクションに参加したのは約300人。参加者のひとり、浦野薫さんは「沖縄の基地の問題は、日本の問題であり、私たちの問題として考えないといけない」と駆けつけたという。また主催者である「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」のメンバー柏崎正憲さんは「沖縄県民の『基地はいらない』という声を、本土の人たち、東京の人たちはどう受け止めるのか。基地を押し付けている私たちの自身のことを考えなければならない。」と話した。
「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」ブログ
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