沖縄本島北部、国頭郡東村・高江の集落の周りに、新たに6つの米軍ヘリパッドが建設される計画があり、現在止まっている工事が、7月中に再開されるような動きや、辺野古への新基地建設に対し「沖縄を踏みにじるな緊急アクション実行委員会」や「ゆんたく高江」など東京の市民団体が呼びかけを行い、7月1日、約130名が集まり、神楽坂から防衛省前までデモ行進を行い、防衛省へ申し入れ書の提出を行った。
この抗議行動は、高江のヘリパッド工事や辺野古新基地計画に対して、6月30日から7月3日まで、ハワイ、東京、札幌、奈良、愛知、新潟、京都などで連続して行なわれる抗議行動の1つ。午後6時、神楽坂前に集まった市民ら約130名は、「高江に米軍ヘリパッドはいらない!」「沖縄に米軍基地はいらない!」とプラカードを掲げ訴え、防衛省前までデモ行進をした。
防衛省に申し入れ書を渡す際には、職員が代表者3名のみの申し入れ書提出を指定してきたものの、集まった市民らの抗議により、集まった人々の前での申し入れ書提出になった。
沖縄・高江での米軍ヘリパッド建設に反対している「ゆんたく高江」のメンバーの女性は、重機搬入など工事再開の動きがあることに対して、「東京で出来る事を考えて、高江の人たちを応援したい」と話した。「沖縄を踏みにじるな緊急アクション実行委員会」の北守さんは、「東京での生活を守るために沖縄に基地があり、東京での電気をつくるために福島に原発があるのだから、両方とも重なっている問題」と訴えた。
●高江の現地状況について
「やんばる東村 高江の現状」
http://takae.ti-da.net
ゆんたく高江
http://helipad-verybad.org
沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09
辺野古への基地建設を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html