緊急シンポ「能登半島地震から考える原発のこれから」
1月1日に発生した能登半島地震では、海岸線が最大4メートルも隆起するなど、これまでの知見を覆すような規模・内容の地震となった。この地震により、北陸電力志賀原子力発電所では、一部の系統の外部電源が失われるなど、危機一髪とも言える状況だった。 一方、今回の震源地とされ、最も深刻な被害に見舞われた奥能登の珠洲は、かつて関西電力と中部電力の原発計画があったが、住民たちの粘り強い反対運動もあって計画は凍結された。
こうした2つの原発をめぐる事象について考えるシンポジウムが1月28日、東京の専修大学で開かれ、約180人が参加した。当日の議論をアーカイブ配信する。
第1部
アーカイブ上映「原発立地はこうして進む 奥能登・土地攻防戦」(1990年 NHK 50分)
・問題提起:七沢潔さん(フリージャーナリスト・中央大学客員教授)
・現地報告:北野進さん(元石川県議会議員)*オンライン参加
第2部
シンポジウム「能登半島地震から考える原発のこれから」
・添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
・井戸謙一さん(弁護士) *オンライン参加
・北野進さん(元石川県議会議員)*オンライン参加
・七沢潔さん(フリージャーナリスト・中央大学客員教授)
司会:白石草(OurPlane-TV