子どもを持つ性的少数者らからなる市民団体が１０日、同性婚などLGBT関連法を求める手紙500通を、総理大臣宛に提出した。手紙を受け取った内閣官邸の担当者は「総理に直接伝えます」と約束した。
「岸田総理にお手紙を書こうプロジェクト」を企画した「にじいろかぞく」代表で、同性パートナーと３人の子どもを育てる小野春さんは「子どもたちが”自分たちのような家族がいることを総理に手紙で伝えたらどうか”と提案してくれたのがきっかけ」だったと説明。また別のメンバーは「子どもが自ら”書きたい”と言って、一人で書き上げた」と語気を強め、「（息子は）大人は正しいことをしてくれると信じている」「メッセージを受取った大人は、１日も早く行動に移してほしい」と訴えた。
