国会で審議中の入管難民法改正案をめぐり、21日、国会前に2000人の市民が集結し廃案を求める集会が行われた。
フォトジャーナリストの安田菜津紀さんは「まるで民主国家の行いではない」と批判。権力者が、不都合なことに目を背け続ける人を善良な市民だとするのであれば、「わたしは従順で聞き分けのいい市民であることを、全力で拒否します!」と述べた。法案は、自民と維新が修正協議入りで合意した。これに対し指宿昭一弁護士は「修正案なんて必要ない!」と指摘。「来週は倍に。ゴールデンウィークが明けたら3倍。そうすれば、必ず廃案にできます!」と力を込めた。児玉晃一弁護士は「諦めてる人いますか?諦めるな!絶対に諦めない!」と鼓舞すると、「私たちの先輩は、4回入管法を潰しています。私たちにも絶対できる!」と締めた。