「入管法改正案にNO！」
「改正案は廃案にすべき！」
「修正ではなく、廃案一択だ！」
難民申請の上限を３回にするなど、外国人の収容や送還のあり方を見直す難民入管法改正案が国会で審議入りしたことをうけ、改正案に反対する市民らが１４日、国会議事堂前で緊急の抗議行動を行った。
国会審議入りした難民入管法改正案は、２年前に廃案になった法案とほぼ同じ内容で再提出されたもの。平和フォーラム共同代表の藤本泰成さんは「難民の命が失われようとも、そんなことは関係ない。そういう法案だ」と批判。都内の学生は「面会に行くと、収容者は痩せ、元気がなくなっていくのを見てきました」と述べ、「現在の入管法は悪です。さらに悪くするなんてありえないこと」と訴えた。
FREEUSHIKUの長島結さんは、「自分たちができることを考えてください。あなたたちは法案の審議を深める権利を持っています」「改正案をよく読んで、廃案にするための声をあげてください」と議員会館を向いて声をあげた。
