2008年6月8日に秋葉原(東京都千代田区)の路上において起きた無差別殺人事件をめぐり、加藤智大(ともひろ)死刑囚の死刑が今日執行され、古川禎久法務大臣が緊急記者会見を行った。
休日における秋葉原の歩行者天国に、加藤死刑囚がトラックで通行人を跳ね飛ばした後、ナイフで通行人を刺すなど、7名を殺害、10名に傷害を負わせた事件。古川法務大臣は「社会に大きな衝撃を与えた非常に痛ましい事件」とし、「法務大臣として慎重なうえにも慎重な判断のうえ、死刑の執行を命令した」と述べた。また、死刑制度撤廃については海外情勢や世論から、死刑はやむを得ないと考えているとし、死刑制度撤廃は適当ではないとの見解を示した。