1970年代から音楽活動をスタートし、詩人、歌手、画家、競輪解説者、俳優と多才な顔を持つ表現者、友川カズキを追ったドキュメンタリー。監督したのは、シガー・ロスやアーケイドファイアなどの音楽ビデオを手がけたフランス人映像作家のヴィンセント・ムーン。
「こんな時代が大嫌いだ。私は永遠に唾をはく。自分にかかってもいいんだよ。」と叫ぶ友川カズキの音楽活動をはじめ、詩との出会いや競輪への思い、そして家族へのつながりを、ヴィンセント・ムーンが独特のカメラワークと色彩で音楽とセッションしているかのように描く。
監督:ヴィンセント・ムーン(2010年/日本/80分)
12月18日より新宿K’sシネマにてロードショー