オリンピック
2019/12/17 - 16:52

聖火リレー第一走者は「なでしこジャパン」~Jビレッジから出発

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は17日、47都道府県を巡る聖火リレーの詳細なルートを発表した。来年3月26日に福島県の「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)からスタートする第1走者は、サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」が務める。

「復興五輪」をアピールする東京五輪。各都道府県の出発地と到着地、セレブレーション会場などが明らかとなった。初日は福島県の楢葉町、広野町、いわき市、川内村、富岡町、大熊町、葛尾村、浪江町、南相馬市を聖火が繋ぎ、野馬追祭で有名な「雲雀ヶ原祭場地」で最初の到着式を行う。
東京電力福島第一原発事故の被害を受けて、避難区域が設定された12市町村も、双葉町以外は全て走るのが特徴だ。しかし、今年10、11月の国際環境NGO「グリーンピース」の調査で、「Jヴィレッジ」に隣接する駐車場で、毎時71マイクロシーベルトを計測し再除染が行われるなど、走者や観客などに適した環境かは懸念がある。

組織委員会の担当者は、双葉町についても「福島県と調整中だ」と回答。双葉町の避難指示解除のタイミングで聖火ルートに加える可能性もある。

聖火リレーの初日詳細スケジュール(C)組織委員会

福島県の聖火リレールート(C)組織委員会

関連リンク
東京2020オリンピック聖火リレー詳細(組織委員会)
https://tokyo2020.org/jp/special/torch/olympic/

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