辺野古の新基地建設に向けた土砂投入工事に反対する市民らが１３日、首相官邸前に集まり抗議の声を上げた。政府に対して、新基地建設に反対する沖縄の声を聞き、工事を中止するように求めた。
呼びかけたのは、約２５の市民団体でつくる「辺野古の海を土砂で埋めるな！首都圏連絡会」。政府が１４日に土砂投入工事を行うと表明したことを受けて、１２日から３日間連続の座り込み行動を行っている。この日は、午後４時すぎから約１５０人が集まって座り込みを開始。「辺野古埋め立てＮＯ！」というプラカードなどを掲げて抗議した。
抗議を呼びかけた同会の中村利也さんは「沖縄の民意を踏みにじった行為だ。東京からも反対の声を上げたい」と怒りをあらわにした。
映像提供：森の映画社
沖縄では連日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込みが行われている。１２日には、土砂を運搬する船が大浦湾に入り、陸揚げするために積み替え作業を行った。これに対して、カヌーなどに乗り込んだ市民らが抗議。「宝の海を破壊する行為はやめましょう」「ただちに作業をやめましょう！」と声を上げた。
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