知的障害者を被写体にした写真展「誰もがヒーロ」が、日本橋のギャラリーで開催されている。撮影したのは、写真家の姫崎由美さん。知的障害者が暮らすグループホームのヘルパーをしながら、障害者の写真を撮り続けている。
今回、展示されているのは、千葉県富津市にある福祉作業所「AlonAlon(アロンアロン)オーキッドガーデン」で働く人たちの写真50点。ここは、胡蝶蘭を育てて、通信販売をする作業所だ。作業は、一人ひとりのペースにあわせ、ゆっくりゆっくり進む。
神奈川県の福祉施設で大量殺人事件が起きたり、中央省庁で障害者雇用の水増しが明るみになるなど、障害者を取り巻く環境はいまだに偏見や差別に晒されている。姫崎さんは、写真を通して、少しでも理解が深まればと話す。
姫崎由美写真展「誰もがヒーロー」
会期: 2018年11月16日(金)~11月25日(日)12:00 – 17:00
会場:ego – Art & Entertainment Gallery
入場料:500円(ドリンク付き)
URL: https://egox.jp/2018/09/30/181116_25hime/