福島第一原発事故
2011/11/02 - 09:11

福島原発〜2号機で再臨界の可能性

東京電力は2日未明、福島第一原子力発電所第2号機で、原子炉格納容器から半減期の短いキセノン133、135を検出。原子炉内で核分裂が起きている可能性があるとして、午前2時48分に、原子炉の注水ラインよりホウ酸水の注水を始めた。
 

 
キセノン133は半減期が約5日、同135は半減期が約9時間と非常に短く、核分裂直後にしか検出されない。キセノンは、11月1日に採取した放出ガスの核種分析によって検出された。
 
東京電力によると、2号機の原子炉温度、圧力及びモニタリングポストの値については変化はないとしている。

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