「基地はいらない」
「政府は沖縄の声を聞け」
辺野古新基地の護岸工事開始から1年となった25日、東京・首相官邸前には、辺野古新基地建設に反対する市民らが集まり抗議の声を上げた。
行動を呼びかけたのは、「辺野古新基地建設を許さない実行委員会」。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、政府が護岸工事を開始して1年。辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前などで、6日間連続の集中抗議行動が行われていることを受けて、市民が集まった。
夕方18時すぎになると、官邸前には約180人が集まり「辺野古新基地NO」「辺野古の海を埋め立てるな」と書かれたバナーを広げて声を上げた。
行動を呼びかけた同委員会の中村利也さんは、「工事を強行している安倍政権に対して、沖縄に基地を押し付けるなと言いたい」と訴えた。