文部科学省は10月6日、福島第1原発事故で県内に飛散した放射性物質を航空機で調べるモニタリング調査で、東京と神奈川県の結果を発表した。これで、比較的、放射線量の高い、福島、宮城、、山形の東北3県および関東1都6県の全てのモニタリング調査結果が公表されたこととなる。
福島県内では、チェルノブイリにおける特別規制ゾーン(1480KBq/m2)に該当する地域が
浪江町〜飯館村と北西部に広がっている。チェルノブイリの移住権利地域(185KBq/m2)まで含めると、ほぼ福島県全域が避難地域となる。
また同移住権利地域と同等の放射線レベルの地域は、栃木県、群馬県の北部にも広い範囲で
広がっているだけでなく、宮城県南部、茨城県の北部及び、霞ヶ浦南部、そして、千葉県の
柏から松戸方面にかけての常磐線沿いに分布している。
文部科学省による東京都及び神奈川県の 航空機モニタリングの測定結果について
https://selectra.jp/sites/selectra.jp/files/pdf/1910_100601.pdf