市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」は4月21日、厚生労働省で記者会見をし、独自に母乳を民間放射線測定会社に送り分析した結果、茨城県3名、千葉県1名のお母さんの母乳から放射性ヨウ素131が検出されたと発表。母乳に放射性汚染の心配があるとし、汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけた。
母乳の検査は、福島県3名、茨城県4名、千葉県1名、宮城県1名の合計9名のお母さんからの提供で検査をした。茨城県つくば市のお母さん2名からは、1キログラムあたり、それぞれ8.7ベクレル、6.4ベクレルの放射性ヨウ素131を検出。茨城県守谷市のお母さんからは、31.8ベクレルの放射性ヨウ素131を検出。千葉県柏市のお母さんからは、36.3ベクレルの放射性ヨウ素131を検出した。
母乳調査・母子支援ネットワーク
http://bonyuutyousa.net/
記者会見で配布された資料
地域の水道水の放射能と組合員母乳の検査結果
http://www.ourplanet-tv.org/files/pdf_3
組合員母乳の検査状況
http://www.ourplanet-tv.org/files/pdf_5