「脱原発」を訴え、5月22日、鎌倉で「イマジン 原発のない未来」というパレードが開催された。雨が降り、パレードのコースは半分で終わったものの、親子連れや若者からお年寄りの方まで、主に鎌倉で暮らす人々が、約200人参加した
主催したのは、鎌倉・長谷で先住民族のクラフトショップ「ミドルズ」や、「一花屋」というカフェなどを営む商店主を中心としたメンバーで、「脱原発」を訴えるパレードは今回が2回目。1回目は、高円寺でのデモの開催予定を聞いて、高円寺デモと同日の4月10日に鎌倉で行動を起こし450名を集めた。
参加者は、「今まさに 原発いらない! 未来が欲しい」など声をあげながら、プラカードを掲げ、楽器を演奏しながら、鎌倉の町を歩いた。
呼びかけ人の1人で、鎌倉でクラフトショップ「ミドルズ」を経営する柴田信之さんは、「雨の影響もあり参加者は少なかったけど、同じ気持ちの人がこんなにいるんだと確認することができる。現状にもんもんとしていて自分の気持ちの出し場のない人たちの受け皿となれば」と話した。今後は、パレードだけではなく、鎌倉市の議員や国会議員などに原子力政策に対する公開質問状などを出して働きかけていく予定で、6月11日にも脱原発アクションが予定されている。
■関連サイト
「イマジン原発のない未来」ホームページ
http://imagine.greenwebs.net/