2013/12/03 - 15:58

「デモ=テロ」は自民党の共通認識か〜石破氏抗議に担当者暴言

 
自民党の石破茂幹事長が特定秘密保護法案に反対する市民の抗議行動を「テロ行為と変わらない」とブログに書き込んだことに対して、抗議参加者らが発言の撤回や謝罪を求めた抗議文を自民党本部に送り、面談を求めたところ、自民党の担当者から暴言を浴びせられた。申し入れをした代理人の神原元弁護士が緊急の記者会見を開き、明らかにした。
 
神原元弁護士は、自民党の担当者が「調子のいいときだけ『国民』とかいいなさんなよ」などと発言する電話のやりとりを公開。「非常に威圧的な対応だった。電話の窓口に暴力的な発言をする人物を置いて、市民の抗議を暴力的に排除している」と批判した。神原元弁護士や国会周辺の抗議参加者らは、4日の17時に自民党本部へ申し入れに行く予定だ。
 
神原元弁護士と自民党担当者(イノマタ氏)の電話でのやりとり
日時:2013年12月3日10時30頃
会話の音声記録はこちらからダウンロードできます。
  
録音5分15秒頃
神原元弁護士「謝罪するのが当たり前」
自民党担当者「何がですか?大音響でやられたんですか?みなさんを怖がらされるような、耳を塞がなきゃいけないようなことでやられたんですか?おかしいですねえ。だったら(石破茂幹事長は)あなたがたを対象に言ったんじゃないのですか?」
 
録音18分15秒頃
自民党担当者「あなた方が勝手にあれでしょう。感情を害しているだけのはなしでしょう、そうでしょう、ただそれだけのことじゃないですか。自分たちの都合だけでそういうことを押し通すんですか?ずいぶんあれですね。強硬ですね。ですからお断りしますよ」
 
録音25分30秒頃
神原元弁護士「官邸前で抗議している人に(石破幹事長は)謝罪していないんじゃないですか?」
自民党担当者「要するにテロと言われても良いくらいにの暴力的な、そういう表現の自由を盾にやってる人たちっていうのはたくさんいるんですよ。もしあなた方が該当するのであれば、あなた方もそのひとつじゃないですか」
 

 

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