福島第一原発事故による深刻な放射能汚染に、被災地住民の不安が高まる中、「全日本民主医療機関連合会」は、7月13日、原発事故のあとの「私の行動記録」というノートをホームページ上で公開・配布を開始した。
「全日本民医連」とは、全国の医師や病院からなるネットワーク。今回、被ばく医療に関わってきた医師達が、被ばくを防ぐ為の具体策を明記したパンフレットを作り被災地に配布を開始、また「私の行動記録」という。原発事故後の生活や健康状態について、いつどんな食事をとったのか、野外に何時間いたのか、雨にあたったかの有無などを記録することができるノートの配布を開始した。
「全日本民医連」の事務局長 長瀬 文雄さんは、記憶のあるうちに記録をしておくことが大切で、「10年後20年後に有効になるかもしれない」と訴えた。
原発事故のあとの「私の行動記録」PDF
http://www.min-iren.gr.jp/html/menu12/2011/20110713102350_10.pdf
全日本民主医療機関連合会
http://www.min-iren.gr.jp
取材:野田 亮介