5月12日、第3回目となる震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議が開催された。GW中のボランティアの活動状況や成果、課題について政府側、NPO側から報告があり、今後の課題や取組みについて意見交換が行われた。その中で、レスキューストックヤードの栗田さんは「GW中にボランティアが殺到し溢れているという情報ばかりが報道されていたが、もうボランティアは必要ないという風潮になってはいけない。」と指摘した。
会場からはGW後のボランティアの激減を問題視する声もあがり、「企業からの社員ボランティアが必要とされていると思う」という意見も上がった。
また、「南相馬市のある避難所ではこの2ヶ月おにぎりとパンしか出ていない。政府関係者は、2ヶ月経っても温かい食べ物を提供できていない恥ずべき状況と認識しているのか。」「避難所では炊き出しの役割が女性に集中し、多くの女性が疲弊している。」といった現場からの厳しい声も上がった。