4月13日、ようやく東京電力の清水正孝社長が記者会見に臨んだ。清水社長が公式な記者会見場に顔を見せたのは、福島を訪問した際にぶら下がりインタビューに応じた以外は 、計画停電を発表した3月13日のみ。1ヶ月ぶりに大勢の記者の前に顔を見せたことになる。
普段、岩上安身さんの主宰するIWJの配信するUST中継で会見をウオッチしているOurPlanetTVのスタッフは、この日初めて東電本店の会見に参加。しかし、 2時間にわたる会見の間、清水社長は「一日も早く詰める」と繰り返すばかりでほとんどなし。出所進退については、今は事態を収束に向けて取り組む責務があるとして、コメン トする状況にないと答えた。また、現在、運転を休止している柏崎刈羽原発の運転再開については、耐震工事終了後、年内には再開したいとの考えを示した。
記者の間からは「メッセージは何だったのか?」という内容のない会見。脱力しながら会見場を出ると、そこには熱い空間があった。いつも東電会見をUSTREAM中継している、IWJ岩上チャンネルのスタッフたちが集結していたのである。気分を一新し、東電に泊まり込みながら、原発問題を可視化する作業に取り組むボランティアと岩上さんにカメラを向けた。