江東区土木部は、1月27日、竪川河川敷公園内で、野宿者がテント張っているエリアをフェンス封鎖した。区は、フェンス封鎖時に、工事のための封鎖で工事内容は詳しくは決まってないと話した。テントには、2月3日までに撤去するように求める指示書が貼られた。
これに対し、野宿者や支援者らは、出入り口を作るよう、座り込みを行ったものの、集まった約50人の区の職員や警備員に引きはがされた。
江東区の水辺と緑の課の荒木猛男課長は、野宿者らのテントについて、住民が不安を感じているとし、「急いで、区民の安全と施設の健全を確保する必要性がある」と話した。フェンス封鎖については、野宿者へ事前に説明すれば、抗議の声があがるため、説明なしで実行したと明言。
公園で4年間、野宿しているAさん(男性・52才)は、「囲まれて監禁されているのと一緒で、一方的だ」と訴えた。
野宿者や支援者らは、2月1日に抗議のデモを予定している。
関連リンク
山谷労働者福祉会館 ブログ
http://san-ya.at.webry.info/
DROPOUT TV
「江東区・公園整備で野宿者排除の動き」
http://www.vju.ne.jp/dtv/?p=1230