子どもの虐待や差別、貧困や自殺などの問題が後を絶たない。国連の「子どもの権利条約」を日本が批准して25周年となった22日、市民団体が、子どもの権利が大切にされる社会をつくろうとキャンペーンを開始した。
子どもの人権問題に取り組むNPOなど14団体が実行委員会となり実施するのは、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」。同条約を国や自治体、学校、家庭などに広く知らせて、ネットワークを構築し、政策提言をしていく計画だ。
キックオフ集会には、実行委員会のメンバーや中学生、支援者など約100人が参加した。国連子どもの権利委員会で委員を務める大谷美紀子さんは、子どもの権利が未だに浸透していないと指摘。「子どもは1人の人間として権利がある。尊厳をもって扱わなければいけない」と訴えた。
中学1年生の坂口くり果さんは、世田谷区に働きかけて、母子手帳に同条約を掲載させた取り組みを発表。「暴力をふるっている大人がいる。この条約を多くの人に知ってほしい」と話した。
キャンペーンは約1年間行われ、今年11月には「子どもの権利条約フォーラム」を開催する。市民やNPO、自治体などが交流する場をつくる予定だ。
「子どもの権利条約」全文
https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig_all.html
関連サイト
広げよう!子どもの権利条約キャンペーン
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