今なお、放射性物質が放出を続けている福島第一原子力発電所。本来、封じ込められるべき放射性物質は、今や、焼却灰や瓦礫、食品など、あらゆるルートを通じて、全国に広がっている。この状況を、もっとも被害を受ける子どもたちはどう見ているのか?
2011年3月11日。東日本大震災は、福島第一原子力発電所の大事故を引き起こしました。未だ収拾の見えない状況が続く中、脱原発に向けて日本各地で行われた「6.11 脱原発100万人アクション」。当日までの流れを追いながら、今、動き始めた人々の声を聴きました。
千代田区は8月5日から30日にかけて、区内すべての小中学校や幼稚園、公園など、計36カ所の砂場の空間放射線量を測定した結果、2カ所の小学校で、千代田区独自に定めている基準値、毎時0.25マイクロシーベルト以上を超えたと発表した。