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原子力規制委員長に抗議文を送付しました。

投稿者: ourplanet 投稿日時: 水, 03/11/2020 - 07:22
原子力規制委員会が、情報公開法上の不開示事由に該当しない部分に対しても、不開示決定をしていた事に対し、OurPlanetTVは3月11日、以下の抗議文を送付いたしました。

 



2020年3月11日

行政文書開示決定の不適切な運用について

原子力規制委員会
更田豊志委員長殿
特定非営利活動法人OurPlanet-TV
代表理事 白石草


貴委員会は3月3日付けで、原規放発第20030314号の「行政文書開示決定通知書」を発出し、平成24年12月25日付けの「行政文書の一部を開示する決定(原規放収第121206002号)」について、新たな開示決定を通知されました。過去の一部開示決定について精査を行ったこと自体は評価できますが、公文書管理法の規定から逸脱した安易な不開示の決定がなされていたことについては、厳重に抗議いたします。

「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」は、「国民主権の理念」にのっとり定められた法律であり、同法から逸脱した不開示決定は、請求人の権利を侵害する行為です。貴委員会は昨秋、公文書の管理においても適切な対応がなされていないことが判明したところであり、国民の命と健康に直結する原子力施設等の安全規制を行う行政機関として、公文書の扱いが極めてずさんと言わざるを得ません。つきましては、原子力規制委員長に以下を求めます。



1、 原子力規制委員は多くが理科系出身者であり、法律の厳格な運用に対する認識が不十分な可能性が否めないことから、委員自らが、公文書管理法及び情報公開法について学ぶ機会を十分の確保すること。

2、 公文書管理を徹底するとともに、情報公開における不開示決定はあくまで例外規定であり、法の五条の「不開示情報」に則り厳格に判断されるべきものであることを、原子力規制委員会委員、規制庁職員すべてに対し周知すること。

3、 「不存在」による「不開示決定」を通知する場合は、請求者が納得しうる合理的な理由等を示すこと。

4、 情報公開における不開示決定今後の開示決定においてはもちろんのこと、本案件以外の過去の決定すべてにおいても、改めて不開示部分の精査を行うこと。

                                       
以上


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