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【1年間の実践コース】2016年度 ビデオのアトリエ

投稿者: ourplanet 投稿日時: 金, 03/04/2016 - 03:04

ドキュメンタリーの世界をより深く知りたい。
劇場で公開できるようなドキュメンタリー作品を作りたい。
山形国際ドキュメンタリー映画祭を目指したい。


今、あらゆる年代の人が小さなビデオカメラで身近なテーマを撮影し、ドキュメンタリー作りに挑戦しています。しかし、多くの作品が、第3者による十分なアドバイスを受けずに完成するため、上映機会に恵まれないまま、埋もれてしまうことが少なくありません。また、途中で取材や編集に行き詰まり、作品が完成しないケースもあります。

本ワークショップは、そうした課題を抱えている制作者の底上げをはかる目的でスタートしたユニークなプログラムです。ファシリテーターは、映画監督の土屋豊氏。ドキュメンタリーに関する幅広い知識と視野で、制作者一人ひとりにアドバイスをし、作品が深められるような場を提供します。

また、より実践的・具体的な制作のノウハウを学べるよう、受講生の企画に合わせたドキュメンタリー作品を鑑賞し講座の題材とします。制作者であるゲスト講師を招き、直接アドバイスをいただく機会を設けます。最終的に作品は上映会にて上映、ドキュメンタリー映画を多く手がける配給会社や上映する映画館のスタッフ、映画祭関係者をゲストに講評をいただく予定です。

※満席となりました。募集を締め切ります。


ファシリテーター 土屋 豊

映画監督、映画プロデューサー、ビデオアクティヴィスト
ビデオアクト主宰、NPO法人独立映画鍋共同代表。



監督作品の「新しい神様」(1999年)は、山形国際ドキュメンタリー映画祭99で国際批評家連盟賞特別賞受賞。「PEEP TV SHOW」(2003年)は、ロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞を、ハワイ国際映画祭でNETPAC特別賞を受賞し、シアトル、モントリオール、ベルギーなどでも劇場公開されている。最新作『タリウム少女の毒殺日誌』(2013年)は第25回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門に出品され、作品賞受賞。プロデュース作品に岩淵弘樹監督の「遭難フリーター」(2007)、太田信吾監督の「わたしたちに許された特別な時間の終わり」(2013年)など。

過去のゲスト講師

森 達也さん(映画監督)―ドキュメンタリーを作る過程での被写体との関係性や構成の変化
大重 裕二さん(映画編集)―映像を捨てるということについて、編集の工夫点
土屋 トカチさん(映画監督)―ドキュメンタリーの現場で~ひとりで撮るノウハウ

2016年度ビデオのアトリエ募集概要


期 間 2016年5月~2017年3月(全12回※上映会含む)
毎月最終土曜日/13:00~16:00 ※詳細は下記カリキュラムをご覧ください
場 所 OurPlanet-TVメディアカフェ(東京都千代田猿楽町2-2-3NSビル202)
定 員 4~6名 ※ひとつの作品をチームで制作している場合、チームでの受講も可能です。詳しくはお問い合わせください。
対 象 ・中・長編ドキュメンタリーを通して伝えたいテーマがある方
・構成や編集を進めていく中で悩みを抱えている方
・2017年4月までに作品を完成させる意欲のある方
・撮影や編集などの基礎的な技術がある方 ※技術の講習はしません
・お申し込みいただく際、簡単な企画書をご提出いただきます(様式は自由)
受講料 120,000円(税込)※一括納入が原則ですが、ご希望の方には分割でのお支払いもご対応いたします。
お申込 こちらのフォームからお申し込みください
お申し込みはメールでも可能です。下記の事項をご記入いただき、OurPlanetTV事務局(staff@ourplanet-tv.org)のメールアドレス宛にお送りください。担当者よりご連絡いたします。《お申し込み講座名、お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレス、職業、年齢、映像制作の経験(有または無し)、関心のあるテーマ、受講理由、メッセージ》
お問合せ OurPlanet-TV(平野)info@ourplanet-tv.org
Tel:03-3296-2720 Fax:03-3296-2730


2016年度 ビデオのアトリエ カリキュラム


第1回 2016年5月28日(土)― オリエンテーション、企画プレゼン
なぜその企画を撮りたいのか?誰に伝えたいのか?どのような映像スタイル、雰囲気をもった映画にしたいのか?それぞれの企画を発表し、ディスカッションで深めます。

第2回 2016年6月25日(土)― 制作過程のディスカッション1
各自企画の進捗を報告し、企画を進める上で、それぞれが抱えている悩みや不安、技術的な疑問などを共有し、今後の道筋を考えます。

第3回 2016年7月30日(土)― 企画を深める ※ゲスト講師
それぞれの企画を深めていく中で参考になるようなドキュメンタリー作品を鑑賞。その作品の制作者をゲストに、ドキュメンタリー制作を進める上での疑問を掘り下げます。

第4回 2016年8月27日(土)― ひとりで撮るノウハウ ※ゲスト講師
ドキュメンタリーの取材現場で特に注意するべきことは?取材、撮影と音声の収録の基本を、現場で活躍する講師の方に学びます。

第5回 2016年9月24日(土)― 制作過程のディスカッション2
この段階までの撮影した素材をプレビュー、ディスカッションをしながら他の受講生の企画を客観的に講評。自身の企画を見直し、企画書を仕上げていきます。

第6回 2016年10月29日(土) ― 構成のポイント ※ゲスト講師
それぞれの企画の意図を映像で伝えるにはどのような構成、編集が的確なのか。参考となる作品を題材に、構成に携わった制作者からお話を伺うことでポイントをつかみます。

第7回 2016年11月26日(土)― 制作過程のディスカッション3
伝えたいことを映像で伝えるために、ストーリーの軸や順番を考えます。撮影素材のリスト、インタビュー等の書き起こしをもとに、構成を練っていきます。

第8回 2016年12月24日(土)― 制作過程のディスカッション4
構成をもとに、編集でつなげた映像を確認します。ドキュメンタリー制作の山場です。他の受講生とともに、悩みを共有しながら作品の完成を目指します。

第9回 2017年1月28日(土)― 編集のテクニックと工夫点 ※ゲスト講師
「映像を捨てる」とは?編集の具体的な工夫点や技術的なノウハウをゲストに学びます。また、各自の企画についてアドバイスをいただき、作品をブラッシュアップしていきます。

第10回 2017年2月25日(土)― 制作過程のディスカッション5
それぞれの企画の意図を映像で伝えるにはどのような構成、編集が的確なのか。参考となる作品を題材に、構成に携わった制作者からお話を伺うことでポイントをつかみます。

第11回 2017年3月25日(土)― 作品完成にむけて
4月の上映会に向けて、作品を完成させるための最終段階です。上映会前にそれぞれの作品を全編通して鑑賞し、作品を完成へと近づけていきます。

第12回 2017年4月下旬 ― 作品発表・上映会(都内会場)
都内会場にて上映会を開催します。ドキュメンタリー映画を多く手がける配給会社や上映する映画館のスタッフをゲストに講評をいただきます。また、それぞれの作品を社会へと届ける際のポイントを伺います。

※ゲスト講師は受講生の企画内容や希望に合わせて決定します
※ゲスト講師の講座は題材となる作品を事前に鑑賞していただく場合もあります
※少人数制なので、開催日や内容は受講者の都合に合わせて変更する場合があります。
 


過去の受講生のコメント

金子サトシさん(ドキュメンタリー『食卓の肖像』を制作) 『これまで自主制作で作品を作っていましたが、どうしても独りよがりになりがちでした。「ビデオのアトリエ」では、毎回、企画の内容や撮影してきた映像を、講師や他の受講生に見てもらい、ディスカッションしながら作品を仕上げました。複眼的な視点を持つ作品になったと思います。人の意見を聞いたり、他の人の作品を見たりすることの重要性を感じました。』

国本隆史さん(ドキュメンタリー『ヒバクシャとボクの旅』を制作) 『「ビデオのアトリエ」に参加したとき、僕は250時間の撮影素材を抱え、何ヶ月編集していても終わりが見えず、どうしたらいいのか分からない暗闇にいました。そんな僕が、64分の映像にまとめることできました。このワークショップは「答えを与えてくれる」場所ではなく、対話と自問自答を繰り返しながら、各々の「気づき」にたどり着くような場所だったと思います。』

<お問い合わせ> OurPlanet-TV(平野)
TEL:03−3296-2720 FAX:03-3296-2730
Email:info@ourplanet-tv.org