2015/01/25 - 20:38

「辺野古に基地つくるな」青い人波で国会包囲

1週間前には赤く染まった国会が、今週は沖縄の海を表す海の色・青に染まった。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に抗議するため、青い上着や帽子、マフラーを身につけて国会を囲む「ヒューマンチェーン(人間の鎖)」が25日、行われた。国会の周辺2キロをぐるりと囲む青い人波。約7000人が手をつなぎ、「辺野古に基地はつくるな!」「安倍政権は声を聞け!」と訴えた。
 
26日に招集される通常国会を前に企画された「ヒューマンチェーン」。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックやピースボートなどの市民団体などが、青いものを身につけて集まろうと呼びかけた。青はジュゴンの住む辺野古の「美(ちゅ)ら海」の色。日々、工事を阻止するために座り込みを続けている人や沖縄県民との連帯を表現している。「人間の鎖」の始まる午後2時に向け、国会周辺には青いマフラーや帽子、洋服を着こんだ参加者が続々と集まった。
 
沖縄防衛局は、中断していた辺野古への基地移設工事を今年1月15日に再開。現地では泊まり込みで抗議行動が行われているが、海上保安庁や機動隊による激しい排除によって、連日怪我人が出ている。沖縄選出の参議院議員・糸数慶子さんは国会前のステージでマイクを握り、「辺野古の大変緊迫した状況の中で、県民は闘っている。海上保安庁の大変な暴力の中、多くのみんなが恐怖と戦いながらも、県民の民意を示そうと闘っている」と現地の様子を伝えた。また衆議院議員の赤嶺政賢さんも、「固くなった民意は、安倍首相がどんなドリルを持ってきても、絶対に破壊することはできない」と力をこめ訴えた。
 
三線を演奏しながら参加した東京都東村山市在住の亀谷長一郎さんは沖縄出身。仲間とともに抗議に駆けつけた。亀谷さんは「沖縄は差別されてきた。子ども、孫たちを苦しめたくない。基地はアメリカに持ってかえって欲しい。」と語った。参加者は2度にわたって手をつないで「人間の鎖」をつくり「沖縄の民意に従え」と声をあげた。
 
関連動画
2015年1月16日配信 辺野古工事「絶対認めない」〜沖縄県議が東京で訴え
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1874
2013年8月8日配信 黙殺された抵抗~映画「標的の村」
三上智恵さんインタビュー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1627
2010年5月13日配信 米軍基地は必要か~フィリピンの選択~
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/513
 

 

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