先日29日、日本政府に対する報告書を国連人権高等弁務官事務所に提出した国連「表現の自由」特別報告者・デービッド・ケイ氏が来日し、都内で講演を行った。ケイ氏は、日本におけるメディアの独立性を懸念。日本では、放送について政府が直接規制しているとして、独立機関に移行すべきとの見解を示した。
デイビッド・ケイ氏は今月12日に、同報告書を国連人権理事会に提出する。ケイ氏は「この報告書をどう活用するかは、日本の市民社会のみんなで考えて欲しい」と述べた。
「表現の自由」に関する報告書
第35回人権理事会の報告書一覧
http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/RegularSessions/Session35/Pages/Lis…
Ⅰ はじめに
II 国際法基準とミッションの基本方針
III 表現の自由に関する日本の課題
IV 日本の意見と表現の自由の権利の状況:主な所見
A.メディアの独立性
1、放送メディア、2.新聞、3.専門組織と記者クラブ制度
B.歴史におけるコミュニケーション/表現への干渉
C.情報へのアクセス
D.差別とヘイトスピーチ
E.選挙運動の制限
F.デモ活動
V.結論と提言
A.メディアの独立性
B.歴史教育に対する干渉
C.選挙運動とデモ活動
D.特定秘密保護法
E.差別とヘイトスピーチ
F.インターネットと人権
特別報告者の勧告に対する高市早苗総務大臣のコメント(2017年6月2日記者会見)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02000592.html