チェルブイリ原発事故による放射能の健康被害をめぐり2001年、WHO(世界保健機関)とIAEA(国際原子力機関)はキエフで国際会議を開いた。独立した医師や科学者から内部被曝や低線量被曝の実態が発表されるが、国際的な原子力ロビーと結びついた専門家たちは、これを真っ向から否定する。
こうした実情を描いたドキュメンタリー映画「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」に登場する医師ミッシェル・フェルネクス博士が6月に来日した。WHO(世界保健機関)の独立性を確保するために、インディペンデントWHOという活動をしている博士に、放射線被害が隠蔽される背景や、チェルブイリ原発事故の放射能がもたらした被害についてを聞いた。
関連リンク
「終りのない惨劇 」ミッシェル・フェルネクス(著)
http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1205-9n.html
映画「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」(2004年、51分)
監督ウラディミール・チェルトコフ(Wladimir Tchertkoff)
日本語版制作 Echo Echanges France、りんご野
Echo Echanges France
http://echoechanges-echoechanges.blogspot.fr