約半年間、朝日ニュースターというプライベートな放送局で、独自の放送枠を獲得し、放送をしてきた「ContAct」。一見、普通の放送に見えながらも、「公共の電波」を市民が使う「パブリックアクセス」のイメージを提示しようと取り組んだ実験でもあった。
去年9月19日に東京で6万人を集めた「さようなら原発集会」。集会の最後を締めくくり、福島の思いを読み上げたのは、チェルノブイリ原発事故以降20年以上にわたって、反原発運動に関わってきた福島の武藤類子さんだった。多くの人の感動を呼んだこのスピーチが、1月、一冊の本となった。
天然のウラン鉱石を精錬して生まれる黄色の粉末、イエロー・ケーキ。これがなければ原子力発電所は稼動しない。原発の燃料になるこの黄色い粉、イエロー・ケーキの真実を暴くドキュメンタリーが1月28日から公開される。