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杉並区で、宙に浮いた1万4000票~大量無効票が出た理由~

投稿者: ourplanet 投稿日時: 水, 07/14/2010 - 23:57

去る7月11日の参議院選挙の翌日、以降、ツイッター上で、杉並区で2万票の大量無効票が出ているという話が飛び交っていました。実際に東京都選挙管理委員会のデータを確認すると、確かに、比例区で2万票以降の無効票が出ています。
 
そこで、いったい他の区の無効票はどの程度なのか、計算してみました。
 

 
 他の区は約2%ちょっとの無効票。杉並区は、5ポイントも多いことがわかりました。票数にすると、杉並区は1万4000票ほどが、宙に浮いている計算になります。
 
 なぜ、杉並区の無効票が多いのか。杉並区民の@kinoryuichiさんによると、区長選、区議補選とのトリプル選挙だったために、比例区と選挙区の投票用紙を同時配布し、投票するという方式だったようです。おそらく、比例の用紙に選挙区の候補を書いたり、選挙区の用紙に比例の党名や候補を書いた人が少なくなかったのではと推測できます。
ちなみに、区長と区議会議員も同時配布だったようですが、さすがに、こらのほうが間違えにくいとは思います。
 
 そもそも、同時配布は紛らわしいのでやめたほうがいいと思いますが、もし同時配布したとしても、杉並区の選管は、もっと表示や注意喚起で、無効票が増えることを防げなかったか疑問が残ります。
 
 ちなみに、この集計の途中、各区の選挙管理委員会のページを見ましたが、独自に区の投票率や開票結果、無効票などをきちんと掲示している区とそうでなく区とがありました。ちゃんと出しているところは少数です。区によって、投票傾向は異なるので、都選管に頼らず、きちんと広報すべきと思いました。私の住む文京区はその点、合格でした。(白石)