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千代田区2小学校の砂場で独自基準上回る

投稿者: ourplanet 投稿日時: 金, 09/02/2011 - 11:44
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千代田区は8月5日から30日にかけて、区内すべての小中学校や幼稚園、公園など、計36カ所の砂場の空間放射線量を測定した結果、2カ所の小学校で、千代田区独自に定めている基準値、毎時0.25マイクロシーベルト以上を超えたと発表した。
 
今回、基準値を上回り砂場の使用が禁止されたのは、千代田区立お茶の水小学校と千代田小学校の2校。お茶の水小学校は、地上5センチで、千代田小学校では、砂場の北西部分地上5センチで0・36マイクロシーベルトを検出。また、千代田小学校では、砂場の中央部地上50センチで、0・25マイクロシーベルト、砂場の端では、0・6マイクシーベルトを超えた箇所もあるという。
 
千代田区では、自然放射線量を除いた平常時の管理基準として国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告している年間1ミリシーベルトを超える可能性のある毎時0・25マイクロシーベルトを独自の基準としており、基準を上回った砂場は使用を中止し、9月上旬にも砂の入れ替えを行う予定だ。
 
お茶の水小学校は、神保町に至近の歴史のある小学校で、夏目漱石の出身校。OurPlanetTVの事務所から徒歩1分の場所にある。プールの期間はプールの蓋が置かれており、子どもたちは遊べない状況になっている。副校長の小髙和子先生は「普段は使っている場所ではありません。区からは、砂を取り替えると聞いているので、それを待ちたい」と話す。小学校の保護者には、始業式に区の発表を学校で配布したが、同じ敷地内にある幼稚園の保護者には伝えていないという。
 
お茶の水小学校では、6月23日に、砂場脇を計測し、0・14マイクロシーベルトという値が発表されており、今回、計測した砂場の値のほうが倍近く高い。区の環境安全部安全生活課で測定を担当している職員によると、線量の高かった2カ所の砂場は、校庭よりもやや下がった場所にあり、雨が流れ込みやすい構造になっているという。最近の降雨などによる汚染というよりは、以前の汚染が校庭の表面に付着していた放射性物質が雨で流され、砂場にたまったではないかと話す。しかし、新たな汚染の可能性もゼロではないことから、砂を入れ替えた後も、計測を行っていく方針だ。
 
8月に計測した千代田区内の砂場の計測値
http://www.city.chiyoda.lg.jp/service/pdf/d0013345_1.pdf
6月に計測した千代田区の砂場などの計測値
http://www.city.chiyoda.lg.jp/service/00132/d0013282.html#5
 



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